日野ゆう子の英語コーチング(京都・オンライン) 〜英語上級者のスピーキング力をマンツーマンで養成〜

ポッドキャスト更新 EP162. 【Q&A集】何をすれば僕は英語が話せるようになりますか?

podcast Jun 20, 2025

【Q&A集】英語が話せるようになるには?

こんにちは。スピーキング力養成英語コーチの日野ゆう子です。

 

今回のポッドキャストでは、高校生から受けたインタビューのご質問をもとに、「英語を話せるようになるには?」というテーマでお届けしました。

 

✅発音練習の役割

✅英語の語順とリズムの大切さ

など

 

英語を勉強しているけれど、「なかなか話せるようにならない…」と感じている方にもお役立ていただけると思いましたので、ご紹介いたしますね。

  

【Q1】英語を話せるようになるために発音練習は有効ですか?

英語を話せるようになるには、発音練習って大事ですよね。

でも、実はそれだけではちょっと足りないんです。

 

英会話には、こんな5つのステップがあります。

==============

①音を聞き取る

②意味を理解する

③自分の考えをまとめる

④英語に組み立てる

⑤声に出す(発話)

==============

 

発音練習が特に役に立つのは、

①の「聞き取る」と

⑤の「発話」の部分。

 

発音がよくなると、相手の英語が聞き取りやすくなり、自分の英語も伝わりやすくなります。

 

ただ、「理解する」「考える」「英語にする」といった会話で必要な②〜④のプロセスは、発音練習だけでは補いきれません。

 

つまり、発音は大事。

でも、話せるようになるには他の力も必要なんですね。

 

【Q2】英語を話すのも聞くのも時間がかかってしまう…

英語を聞いたときに、いったん日本語に変換してから理解していませんか?

実は、それがスピードについていけない原因なんです。

 

英語は「聞こえてきた順番」で意味をつかむことが大切。

語順通りに理解することで、だんだんスムーズについていけるようになります。

 

話すときも同じです。

日本語で考えてから訳すのではなくて、英語の語順でアイデアを出していく感覚を少しずつ育てていけるといいですね。

 

たとえば、「私は行きました、図書館に、昨日」

こんなふうに、日本語でも英語の語順に合わせてみる。

その順番に合う英単語を探していくんです。

こうやって練習を重ねていくと、日本語との「変換の壁」が少しずつやわらいでいきますよ。

 

【Q3】英語を学ぶ上でローマ字って便利?それとも不便?

とてもユニークなご質問ですね。

ローマ字には、英単語と自分の知っている音を結びつける手がかりになるという「入り口としての役割」があります。

 

ただ、その一方で注意も必要です。

たとえば「dog」。

ローマ字で書くと「doggu」となって、実際の英語の音とは大きくずれてしまいます。

こうした子音に母音をつける癖が残ってしまうと、発音やスペルに影響が出てしまうことも考えられます。

 

また、ローマ字は英語本来の発音やリズムと大きく異なります。

その感覚のまま覚えると、英語らしい音やリズムが身につきにくくなることも。

 

英語にはアクセントの強弱や、音を短く発音する独特のリズムがあります。

聞く・話す力を育てるためにもローマ字は補助的に使い、違いを意識して取り入れていけるといいですね。

 

【Q4】教育カリキュラムの中に、英会話上達という視点で何か取り入れるなら?

学校教育カリキュラムについて意見を言える立場にはないのですが、私が高校生のときに知っておきたかったな、と思うことがあります。

 

ひとつ目は【Q2】でもお話したように、

✅英語の語順のまま理解する力を早い段階から育てておくこと。

 

そしてもうひとつは、

✅英語のリズムや音声変化をベースに音を処理する感覚を育てておくことです。

 

英語は、日本語とちがってリズムや音のつながりがとても大きい言語です。

たとえば「letmeknow」も、「レットミーノウ」ではなく「レッミノゥ」のように音がつながったり消えたりします。

 

こうした「音の変化」を知ること。

そして実際に聞いて、慣れていくこと。

そうすることで、聞き取りやすさも、伝わりやすさもぐっと上達します。

 

【Q5】英語の発音で、難しいものって何ですか?

英語の発音で難しいと感じるもの。

よく知られているのは「th」や「r」「l」の音ですが、

意外と見落とされがちなのが母音なんです。

 

日本語の母音は「あ・い・う・え・お」の5つですが、英語にはその3倍ほどの母音が存在します。

たとえば、日本語では「あ」と聞こえる音にも、「ʌ」や「æ」など異なる発音があり、それぞれ違う単語を表します。

 

でも、それらを全部日本語の「あ」で処理しようとすると、

発音やリスニングでつまずいてしまうんですね。

 

まずは、

✅英語には母音がたくさんあること

✅それぞれに違いがあること

を知っておきましょう。

 

そして、実際に声に出してみることも大切です。

少しずつ音に慣れていくことで、聞き取りやすくなり、自然と話す力も育っていきますよ。

 

  

Podcastではより詳しくお話ししています。

> EP162. 【Q&A集】何をすれば僕は英語が話せるようになりますか?

 

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TOEICハイスコア でも英会話が苦手な方へショートカットの英会話力づくりを行っています。

プロフィール 日野ゆう子

英語講師歴計14年のべ3000人に指導経験/上級言語コーチ(国際コーチ連盟認定)/TESOL 英検1級/ 発音指導士/Versant スピーキング70/ Global dexterity practitioner(異文化への適応をサポートしています)

私自身はTOEIC講師→英語をスムーズに楽しく話せるまでに約17年かかてしまった為「効率のよさ」に重きをおいています。