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英語を話す準備ばかりしていた私が「英語を話す自分」にOKを出して起こった変化

Apr 21, 2024

 

 

こんにちは、京都・オンラインで英会話力づくりのサポートをしている日野ゆう子です。

今日は「英語で誰かと話をしたり、英語を実際に使って何かをすることを自分に許可するとこで起こった変化」についてを実体験をもとに感じたことをまとめてみたいと思います。

 


 

英語をうまく話せるように私がしてきたこと

 

私は英語の講師という職業柄もあって「英語をうまく話せなければいけない」「うまく話せるようになりたい」とずっと考えてきました。

そして、その目標「英語をうまく話せる」ようになるために取ってきた手段が「常に自分に足りないところを探して、それを埋める」ということでした。

「(英語を話す技術の中で)自分に足りないところはどこか?」をずっと探してきたのです。

それをしたことで、英語を話す技術的な力を伸ばすことはできたのですが、ある時その繰り返しを苦しく感じるようになってしまいました。

「この作業が終わるまでは自分は修行の身」そう思って毎日を過ごしてきましたが、この作業には終わりがないんだ、ということに気が付いたのです。

自分の中で「英会話力改善のための足りないこと探し」はルーティーンのようになっていて、疑問を感じることもなかったので、私は本当に長い年月、この行動を続けていました。


 

「その時」が来るまではずっと準備期間

 

当時は、「英会話力がすごく上手になったら、英語を『本当に』『実際に』使ってもいい」と考えていました。

しっかり準備をしつづけて、いつか準備がしっかりできたら、そのときは「英語をツールとして使って、自分の生活を豊かにしたり、人と本当のコミュニケーションをしてもいい」

そんな思考です。

頭の中に、英語は「勉強するための対象」「準備中」という思考のフィルターがしっかりとあったのです。


 

フィルターがなくなる前となくなった後

 

  • 現在の行動

今は、その「準備中」の思考がなくなったので、日本語と英語、必要さや便利さによって同じように使えるようになりました。(もちろん母語の日本語と外国語である英語のレベルの差は今もありますが)

例えば、何か調べものをするときでも日本語で検索をかけるのと同じ要領で、英語でも検索をかけるようになりました。

読みたい本があるときは、日本語の本も、英語の本も選択肢にいれて「自分にとって役に立ちそう」「早く欲しい情報が得られそう」「何となく読みたいなと感じる」方を読むようにしています。

英語の会話も、その会話を通して得られたこと(新しい知識を得られたとか、問題を解決できたとか、感動したとか、純粋に誰かと話せて楽しい気持ちになった など)に意識の大部分が行くように変わりました。


  • 過去の行動

でも、以前はそんな風にはまったく考えることができませんでした。

英語を日本語と同等に扱うという発想がなかったのです。

自分はまだ準備中だから、そんなことまだしてはいけない、とどこかで思っていました。

何かを調べる必要があるときは、英語の本や資料ははじめから圏外。英文を早くよむためのトレーニングのためにサイトの資料を活用するのはOKだけれど、実生活では「そりゃあ、やっぱり日本語からの方が便利だし早いでしょう」という感覚でした。

洋書を読む時は、自分の英語力が上がりそうなものを読む。目的は「本から知識を得る」ことよりも「英語の本を読む経験を積む」ことでした。

誰かと英語で話すときも、大部分のフォーカスは「うまく話せたかどうか」でした。人として心が通う瞬間ももちろんあるのですが、それよりも自分の英会話の出来、不出来の方が気になっていて、そんな自分にモヤモヤを感じていました。

ベースにはどこまでも「英語をうまくなるための準備」で、その枠をでることができなかったのです。


 

フィルターをはずすと景色が変わった 

 

  •  英語力を上げるために、足りないことに注目し続けなければいけない
  • 自分は英語力を上げるための準備中の身

長い間、こんな風に思い続けていた私ですが、色々な方との出会いや気づきを通してあるときから考えが変わってきました。

「英語は私にとって母語ではないし、まだまだ発展途上の言葉ではあるけれど、だからと言って、『勉強になるから』以外の目的で、純粋に自分の興味や生活のために英語を使っていけないわけはない」

「不完全でもツールとして使ってもいいんだ」

そんな風に自分にOKを出せるようになったのです。


 

新しい思考のもとで英語を使ってみると

 

「日本語だけでなくて英語でも普通に調べていいんだ!」とか「勉強以外のことにも普通に使っていいんだ」とか、自分に許可を出して英語を使ってみると、驚くほど豊かな情報がそこにありました。

「あれ?日本語よりも分かりやすいかも」と思う情報に出会うこともしばしば。「日本語の情報の方が難しくて、英語の方が理解しやすいなんてありえない・・」と思っていましたが、内容によっては、日本語の熟語や難しい表現よりもシンプルな英語表現で書かれているものの方が分かりやすいということも結構あるのです。

また、英語の会話も、日本語と同じよう「普通に使う」ことを意識すると、気楽に話せるようになってきました。ちょっと間違っても「まあ、いいか」とスルーをすることができるようになってきました。

よく考えてみれば日本語のコミュニケーションだって、ミスをたくさんしています。言い間違えも、言葉に詰まることもいっぱいあるけれど、それを私はあまり気にしていませんでした。

でも、英語に対しては、間違いへの感度が高くなります。

そんなことにも気が付いて、英会話についても「不完全でも、自分のツールとして使ってもいいよね」と思えると、そこには今まで考えなかったような「気楽で、便利だ景色」が広がっていたのです。


 

時期が来ても気が付かないまま過ごしていた

 

私はこのことに気が付くまでに本当に長い時間がかかってしまいました。

特に日本に住んでいて、英語を日常生活で必然的に使うことが少なかったことも影響しているのだと思います。英語はツールと言いながらも、どこかで「ツールとして使っていいまで頑張ろう」と思い続けていました。

今振り返ると、もうツールとして必要な力をつける時期が一通り終わっても、本当は実地にでてもよかったかもしれない時期が来ても 

  • まだまだ足りないことがある
  • 準備と修行を続けて、OKを出せるときまで頑張る

という風に自分に自分に言い聞かせて、実際の生活と英語を切り離していたんだと思います。


 

必要な力をつくったら、「話す練習」から「話す」にシフト

 

私は今、英語力が高くて英会話に苦手意識のある方にむけて、英会話力づくりのサポートを行っています。

そこでは、まず、英会話に必要な実質的なスピーキング力やリスニング力をつくることに注力します。話す・聞くために欠かせない現実的な技術を伸ばすトレーニングです。

でもこのトレーニングはいつまも続かせるものではないと思っています。

正確にいうと、ツールとしての力を上げるための努力は続けても、「『いつか』のための準備」はおしまいにすること。

必要な力をつける時期が一通り終わって、実地にでられる準備が終わったら、不完全でも使う勇気をもつこと。

教習所から実際の道路に出るときは、とても勇気のいるものだと思います。でも、一度外に出てみると、教習所のなかでは見られなかった景色や、出会いがきっとたくさんあります。

そんな一歩を応援をしたいなと思っています。

 

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