ポッドキャスト更新 EP.171 最短で英会話力・発音力を引き出すために。知っておきたい2つの視点
Aug 08, 2025
ポッドキャストを更新しました!
こんにちは。スピーキング力養成英語コーチの日野ゆう子です。
今回のPodcastでは、「英会話力・発音力を最短で引き出すために大切な2つの視点とは?」というテーマでお話ししました。
言語習得の本質―脳神経科学×コーチングの視点から
私は今、6年前に受講した「言語コーチング講座」をもう一度、学び直しています。
脳神経科学や心理学の知見をベースに、
「脳の働きをよりよい状態に整えて、目の前の技術を効率よく習得するには?」
という視点から、理論と実践の両面で学びを深めていく内容です。
さらに、コーチングの手法を用いて、相手の内側にある言葉や思考を引き出しながら、その方にとって最適な学習環境や方法を見つけていく――そんなアプローチも組み込まれています。
受講当時も、その考え方が本当に好きで、講座が終わったあとも上級コースを学び、受講生の方々のサポートに還元して、大きな成果を感じてきました。
あれから6年。
再受講を通して、脳科学や学習支援の分野がさらに進化していることを実感しました。
そして今回あらためて、「学びを効率よく進めるうえで大切だ」と心から感じた視点があります。
特に印象に残った「2つの視点」を、あなたとシェアできたら嬉しいです。
道に迷わないために―Signpost(現在地を把握する)
英語力を効率よく育てるには、「ゴール」と「現在地」の両方を常に把握しておくことがとても大切です。
これが、「サインポスト」と呼ばれる考え方です。
例えば「会議で英語を話せるようになる」というゴールを掲げたとき、どんな会議で、どんなやりとりができると「できた」といえるのか?
具体的に定めることで、やるべきことや道のりが明確になります。
さらに、「今はその10段階のうち、どのあたりにいるのか」「ここまでどんな努力を積み重ねてきたのか」を振り返ることも、とても重要です。
こうして「道のり」を地図のように描くと不安が和らぎ、前に進む力が湧いてきます。
私らしい学び方を見つける―Autonomy(自分ごととして捉える)
もうひとつ大切なのが、「自分を主語にして学ぶ」という姿勢で、「オートノミー」と呼ばれる考え方です。
言われたことをこなす学習ではなく、「自分はどうしたら心地よく取り組めるか?」を軸にして考えること。
脳の作りは一人ひとり違うからこそ、その人の脳が感じる「心地よさ」や「やりやすさ」が、その人にとって最も効率よく吸収できる方法になる――そんな根拠に基づいた考え方です。
特にアジア圏では「こうしなさい」に従う学習が主流で、合わないと「自分が悪い」と感じがちです。
でもその枠を外して、「私にとって心地よい進め方は?」と自分に問い直すことで、学びへの向き合い方が変わります。
選択の自由度が増すと、学習の質も自然と高まっていきます。
たとえば、同じシャドーイングでも
- 順番に丁寧に進めたい人
- 気になるトピックからどんどん進めたい人
- 難しい教材で挑戦したい人
もちろんシャドーイングの効果をしっかりと出すために、おさえないといけない基本はあります。
それをおさえたうえで、シャドーイングをするための心地よい方法、やり方は人それぞれです。
「このやり方が合わないのは、私が悪いから」ではなく、「この方法は私には合わなかっただけ」と捉えて、自分に合った方法を模索してみてくださいね。
おわりに
今回お伝えした2つの視点、
✅現在地を知ること
✅自分を真ん中に置くこと
どちらも、英語を話す力を最短で引き出すための土台になります。
今の学び方に「なんとなく不安」や「違和感」を感じたら、ぜひ今日のお話を思い出してみてくださいね。
今回のお話が、あなたの英会話力づくりの一助となれば幸いです。
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TOEICハイスコア でも英会話が苦手な方へショートカットの英会話力づくりを行っています。
プロフィール 日野ゆう子
英語講師歴計14年のべ3000人に指導経験/上級言語コーチ(国際コーチ連盟認定)/TESOL 英検1級/ 発音指導士/Versant スピーキング70/ Global dexterity practitioner(異文化への適応をサポートしています)
私自身はTOEIC講師→英語をスムーズに楽しく話せるまでに約17年かかてしまった為「効率のよさ」に重きをおいています。