「英語が通じない…」は発音のせい?日本人に多い誤解と改善のヒント
Jul 28, 2025
英語はある程度話せるのに、なぜか通じない…。
そんな違和感を覚えたことはありませんか?
その原因、実は発音のちょっとしたクセかもしれません。
英会話力の高い方でも、発音の“通じにくさ”に悩むケースは少なくありません。
この記事では、日本人に多い発音の誤解と、その改善のヒントをご紹介します。
「通じる発音」を目指したい方に、役立つ内容です。
\発音に特化したサポートはこちら/
こんな筆者が解説します
スピーキング力養成英語コーチ 日野ゆう子
英語力が高いけれど、英会話に苦手意識がある方のサポートを専門に行っています。
英語講師歴15年、のべ3000人以上を指導。
意図のあるトレーニングでショートカットの英会話力づくりを大切にしています。
かつては英会話がとても苦手なTOEIC講師で、「英語の先生なのに話せない」という悩みを抱えていました。
Versant70/発音指導士/英検1級/TESOL/上級言語コーチ(ヨーロッパ)
目次
こんな経験、ありませんか?
サポートをする中で、こんなご相談を多くいただきます。
- ミーティングで何度も聞き返される
- 相手の反応が「?」になって会話が止まってしまう
- 発音への不安から、英語を話すこと自体が怖くなる
実際、私がこれまでサポートしてきた中には、以下のような方もいらっしゃいました。
- 英語講師の方
- 通訳として活躍されている方
- 英語圏での在住歴が長い方
英語力や会話力が高い方でも、「発音がコミュニケーションの足を引っ張っている」と悩まれているケースは少なくありません。
発音の土台を整えると、何が変わる?
先日、8年前に発音講座を受講してくださった方から、こんなメッセージをいただきました。
「8年前に講座を受けてから、聞き返されるストレスがなくなって、英語で話すことが前よりずっと楽になりました。あのとき、土台を整えておいて本当によかったです。」
この方はTOEIC900超えの英語力をお持ちで、英語で会話もできる方でした。
それでも以前は「音」が原因で会話が止まり、もどかしさを感じていたそうです。
発音の土台が整うと、会話がスムーズになり、相手の反応も自然に。
「発音って、話すときの安心感につながるんですね」と嬉しい言葉をくださいました。
日本人の発音が伝わりにくい理由とは?
そこには、明確な原因があります。
英語と日本語では、リズムや音の構造に大きな違いがあります。
- 英語特有の長短の感覚
- 単語と単語をつなげて読む「音声変化」
- 強弱や抑揚のパターン
これらの全体像と優先順位を把握せずに、「LとRだけ気をつける」といった断片的な対策をしても、うまく伝わらないことが多いのです。
まとめ
「英語は話せるのに、なぜか通じない…」
そんな違和感の背景には、発音の“しくみ”への理解不足があることが少なくありません。
発音は、才能や耳の良さだけで決まるものではなく、英語特有のリズムや音声変化といったしくみを知ることで、着実に改善していけるスキルです。
自分では気づきにくい「通じにくさの原因」を明確にし、意図のあるトレーニングを行うことで、英語で話すときの安心感は大きく変わります。
「もっと伝わる英語を話したい」そう思ったときが、発音を整える絶好のタイミングです。
◆ 発音の改善は「しくみ」でできる
「通じる発音」は、感覚ではなく“しくみ”で身につきます。
だからこそ、何からどう取り組めばいいかを明確にしたサポートが大切です。
「何を直せばいいか分からない」「自分では気づけない発音のクセを知りたい」
そんな方のための【発音集中プログラム】をご用意しています。
オンライン・京都 スピーキング力養成英語コーチング Kyo English Lab
TOEICハイスコア でも英会話が苦手な方へショートカットの英会話力づくりを行っています。
プロフィール 日野ゆう子
英語講師歴計14年のべ3000人に指導経験/上級言語コーチ(国際コーチ連盟認定)/TESOL 英検1級/ 発音指導士/Versant スピーキング70/ Global dexterity practitioner(異文化への適応をサポートしています)
私自身はTOEIC講師→英語をスムーズに楽しく話せるまでに約17年かかてしまった為「効率のよさ」に重きをおいています。