英語らしい発声・音・リズムを土台から作る発音集中プログラム
サポートの理念
英語が通じない理由は2つ
英語が相手に「通じない」には、大きな原因が2つあります。
🔸 原因 1
伝えたいことを英文にできない、頭に浮かんでこない
🔸 原因 2
発音やリズムの違いで、言っても1度で通じない
自分の英語が通じない原因はどちらにあるのかを冷静に分析し、それぞれにあわせた対処をすることが大切です。
原因 1でお悩みの場合は、スピーキング力そのものを上げるトレーニングでの対処をお勧めします。
原因 2には「『英語の本来の音やリズム』で話すためのトレーニング」が有効です。
発音集中プログラムでは、原因2でお悩みの方に有効な英語の本来の発声や音、リズムで話せるようになるためのトレーニングを行います。
英語は音の出し方・リズムの感覚が日本語と大きく違う言語
なぜ日本人の英語は通じにくいといわれるのでしょうか。リスニングで戸惑う方が多いのでしょうか。
大きな理由に、英語は各音素、発声の仕方・リズムの感覚が、日本語と大きく違うことがあげられます。
一般的な英語教育では、発音について学ぶ機会や、それを体に落とし込む機会はほとんどありません。
その結果、日本人学習者の方の多くは、本当の音を「知らない」まま、無意識のうちに「日本語の音やリズムをベースにして」英語(≒カタカナ英語)を話し、聞こうとしてしまいます。
英語本来の音やリズムで話すベースを作る
英語は英語の音やリズム、発音のルールに従って話す、聞くことで効率よくコミュニケーションができるようになります。
プログラムでは、そんな英語本来の発声・音やリズムのベースを効率よく作ることにフォーカスをしています。
母音・子音といった音素や、いわゆるリンキングやリダクションといった単語同志のつながり時にみられる音声変化のルールはもちろん、
英語らしい発声や文をスムーズに読んだり話したりするためのエネルギーの使い方など
英語らしい発音や発声をマスターすることはこのようなメリットにつながります。
・自分の声に安心感が生まれ、発音に関して相手の反応を気にせずに話に集中できる
・英語を話すことそのものが楽しくなる
・英語で話す時の印象がよくなり、安心感や説得力が高まる
・聞きやすい英語で、相手にかける負担が少なくなる
・英語の音が格段に聞きやすくなる
(リスニング力を上げたい場合は、発音改善でなくても対応が可能です。詳しくはhttps://www.kyo-english.com/pronunciation-lessonの説明をご覧ください)
・英語を話すときの存在感が増す
このように習得のメリットの大きい英語発音ですが、意識・練習をせずに英語の発音が自然に身につくことはなかなかありません。
英語の発音・発声を定着させるにはそれに特化した練習が必要です。
一方で練習の結果、一度ベースが出来上がると、英語本来の音やリズムをもとにして効率のよい学習、コミュニケーションができるようになります。
なぜ日本人の発音は伝わりにくいの?
発音改善の3ポイント
その理由と、英語らしい発音に変えるための3ポイントを動画で解説します。
聞き返されない、リズムと音の整った英語をどう身につけるのかを約30分の動画で詳しく解説しています。
この動画を見ると分かること
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日本人の発音が通じにくい、3つの要因
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英語らしい発音に変えるための、3ポイント
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一生使える、英語発音やリズムの軸をつくるこつ
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忙しい方でも実践できる、発音改善のしくみとサポート方法
このプログラムで得られること
✓「英語らしい発音や発声、リズムとは何か」めざすイメージと全体像がはっきりします
✓体系的な英語発音の軸(理論・技術)をつくることができます
✓発音記号やスペルから、音を瞬間的・感覚的に再生する力をつけることができます
✓英語の各音(母音・子音)の出し方が分かり、ひとりで再現できるようになります
✓聞きやすく伝わりやすい英語にするために、優先度の高いことは何か?が分かり、そこから取り組むことができます。
✓英語らしい発声の仕方で話せるようにあります。
✓アプリ学習等ではとらえにくい、文や文章全体で見たときの雰囲気や音のバランスを自分の感覚としてとらえられるようになります。
✓日本語と大きく異なる英語リズムの感覚を、ご自分のあたりまえにすることができます
✓リンキングやリダクションといった音声変化のルールの理解と直感的な再現・処理ができるようになります
✓独学では分からない、ご自分のくせに気づき、修正をすることができます
✓英語のリズムや発音をベースに読んだり、話したりすることができるようになります
✓「伝わる声と発音、リズム」が身につき、楽に英語を読んだり、話せるようになります
※習得の程度は、練習へのとりくみの頻度やお一人おひとりの状態によって変わります。
発音アプリでがんばっているのにうまく行かない・・
最近は、発音アプリなどを使って独学で発音に取り組まれてきた方から、
「点は取れても、結局話すとカタカナっぽさが抜けない気がする・・」
「正しく言うことに気を取られて、いつも脳が忙しい」
そういったご相談をいただくことが増えてきました。
特に、努力家の方は、アプリのスコアや指摘に真摯に向き合いながら練習を続けていらっしゃいます。
アプリは都度修正が必要なところを伝えてくれます。それはとても便利な一方で
①指摘された音素の修正のみを意識することで全体のバランスが崩れてしまう
②体系的な発音の軸が育っていないため、行き当たりばったりの対処となり再現性を持てない
③全体を俯瞰で見て調整する機会がないため、優先順位のつけ方が分からず、同じところに停滞したまま
という問題を抱えてしまうことも少なくありません。
一つひとつの音に意識が集中しすぎてしまうため、本来はもっと大きな視点――母音の響きやリズム、息の流れ、エネルギーの使い方――を整えることが、後回しになってしまう。
逆に、滑らかさに重きを置きすぎて、本当はしっかりというべき部分までが流れ、意図せず「理解しづらい発音」になってしまっているケースもあります。
発音アプリやAIがある時代だからこそ、必要な視点があります
AIによる自動評価や発音診断機能など、独学で発音練習を始めるハードルはぐっと下がりました。
英語の音を気軽に練習する入り口として、アプリはとても役立つ存在です。
一方で、音単位でのフィードバックに集中するあまり
✔「全体の響き」
✔「母音やリズムの感覚」
✔「それを支える子音の役割や出し方」
✔「文で話すときのエネルギーの配分」
といった実際に話すときに大切な部分が後回しになってしまうこともあります。
アプリは、その時々の音の評価はしてくれますが、毎回起こるその人の発音や発話の傾向や、全体の雰囲気を把握したうえで、何を優先的に改善するとその方が目指すところにいけるのかまでは見てくれません。
ですが、その方の軸を英語に移していくことを考えた場合は、音の正確さだけでなく、発声・息・リズム・抑揚なども含めて全体を調整していく視点がとても重要になります。
当プログラムでは、声の出し方・母音・子音・音のつながりを段階的に整えながら、ご自身の「体の感覚」として自然な音の流れを身につけていくことを大切にしています。
独学で発音練習が続きにくい理由は
どうして発音の独学は続きにくいのでしょうか。
過去にプログラムを受講されたの方々にも「以前から発音に興味があり、何度か独学をしようとしたけれど、途中でやめてしまった。」というお声をたくさんお聞きしてきました。
その多くは留学・英検やTOEICでハイスコア獲得などを乗り越えてこられた意思の強い方々です。
ご自身で勉強をする習慣がついている方々でも、練習が続かない背景には、下記のような理由があることが関係しています。
独学で発音練習が続かない理由は・・・
- 自分が出している音が正しいのかどうか客観的な判断がつかず、不安になる
- アプリを使えば一音ずつの正確さは確認できるが、その優先順位や緩急のつけ方、「英語らしいリズム」が身についているかは、自分では気づきにくい
- 「何となく分かった」と定着前に先に進んでしまい、結局実際の場で使えない
- 一つずつの音の出し方が分かっても、文でどのように応用していいのかわからない
- 今の自分に必要なことが分からない、「自分にはもっと良い方法があるのでは・・」と方法が気になり集中できない
- 自分で学んだ音が正しいか判断できず、人前で使うことを躊躇、結局変えられない
発音サポートを受けるメリット
ここでは発音習得において、サポートを受けるメリットを、学習過程にフォーカスを置いてお伝えしていきます。
学習者としての自分に集中できる
独学での発音練習が、学習者にとって負担が大きいといわれる理由のひとつに
自分が学習者でありながら、指導者・コーディネーターとしての役割も同時に果さなければならないということがあげられます。
発音には文法や読解、試験対策のように目に見える解答があるわけではありません。
そのため、独学の場合は初期の段階から、
- 指導者の役割:自分の音のチェックや癖の発見・修正
- コーディネーターの役割:自分のレベル見極めやゴールに合わせた練習内容の選択
- 学習者の役割:毎日のスケジューリングと練習
を自分一人で担っていかならず、そこに大きな負担が発生します。
プログラムでは、受講生の方は学習者としてご自身の学習のスケジューリングと練習に集中することができます。
新しい話し方に変えるための勇気が得られる
英語⇔日本語の音の切り替えには気持ちの問題も大きく影響します。
例えそれが良いと分かっていても、長い間使ってきた自分の英語の話し方を変えるのは、とても勇気がいることです。
加えて、自分の出している音に「これでいいのか」「こんな音を出してもおかしくないか」と不安や照れが残ると、新しい話し方を実際に人前で使うことにはなかなか踏み切れません。
プログラムでは終始英語の発声、音で発音をすることが求められます。
またご自身の音に対して、専門の講師からフィードバックが届きます。
それを繰り返すことで、ご自身の中に、何が正しくて何がずれているのかの判断の軸をつくることもできます。
音を口から出すことに慣れること、そして自分の音に安心感を持つことで
人前で英語の音を出すことへの迷いや抵抗がなくなり、無理なく新しく入ってきた音やリズムを軸に変えていくことができます。
自分の状態と道のりを客観的に把握できる
例えば、発音集中プログラムの場合は「現在の状態から目標までの到達までの道のりや距離」を受講生の方々と共有することを大切にしています。
英語の発音は正しい方法で練習をすれば一定の期間で誰でも身につけることができますが、そのためには毎日の地道なトレーニングが必要です。
そのトレーニングを納得、安心して続けるためには
✓ご自身の進む道のりの全体像が見えていること
✓ご自身の現在地の把握とゴールまでの距離が分かっていること
が欠かせません。
独学では、ここの確信が持てないことで
「自分はこれを続けていてもいいのだろうか」「自分にはもっと他にいい方法があるのではないか」など
迷いが生じ、気持ちが落ち着きません。
そのことでトレーニングに集中できない、続けられない、結果が出ないというサイクルに陥ってしまいがちです。
そういったことを防ぐために、ご自身が自分のことを客観的に把握する機会が重要です。
他の学習者の経験談を聞くことができる
発音の力を育てるのは、技術習得なので、その道のりでは色々な「うまくいかない」を乗り越える必要があります。
そういった時に「途中で感じるもどかしさや不安、その時期をどのように過ごしてきたか」など、他の方の体験談を聞くことは、安心感の確保ややモチベーションの継続にとても役に立ちます。
プログラムでは、フィードバックやコンサルテーション時に、そういったお話を必要に応じてお伝えするようにしています。
・講師自体も発音力をつくるなかで、各段階で壁にあたり、それを乗り越えてきたこと
・過去13年間に、2000回以上の発音指導を経験、さまざまなレベル・課題を持つ方々のサポートをしてきたこと
で、学習者の方が今抱えるお悩みに対して必要な情報をお伝えすることができます。
受講された方の事例のご紹介
過去に受講をされた方々のご感想の一部をご紹介します。
※ご了承を得て掲載しております。
> 🔸 外資系企業で働くKさん|発音ストレスから解放され、内容に集中できるように
> 🔸 英語講師 Kさん|自信をもって保護者の前で話せるように
> 🔸 研究者 Sさん|聞き返される不安が消え、内容を落ち着いて伝えられるように
🔸 外資系企業で働くKさん|発音ストレスから解放され、内容に集中できるように
(ご了承を得て掲載しております。)
外資系企業で働くKさん。
英語を話してやりとりをすることは日常的にありますが、
自分の話す英語がなかなか通じず、そのことが原因でストレスを感じていらっしゃいました。
何度も聞き返されると、「この発音で大丈夫か?」が気になり、話の内容に集中することができなくなります。
また、「自分の話す英語が、会話の相手の方に負担をかけているのではないか」ということもずっと気になっていました。
発音のストレスを減らして、もっと会話の内容ややりとりそのものに集中したい。
そんな悩みを何とかしたいとご相談くださり、そのまま受講をされることになりました。
それから約半年。
お忙しい中でも、少しずつ時間をみつけては、トレーニングに取り組まれ
慣れなかった息の使い方や音の出し方も練習でスムーズになりました。
✓単語で正しい発音ができる
✓文で発音ができる
✓そして、意識して発音をしていた音が無意識で出るようになる
各ステップを昇りながら、少しずつ「自分の音のあたりまえ」が変化。
トレーニングは「口を動かす、音を出す、修正点を聞いて、正しい出し方を当たり前にしていく」頭で考えるのではなく、体を動かす「体育会系の」練習そのものでしたが、
同時にその前に「なぜそうなるのか」理論を聞いて、納得してから練習にとりくめるのも、Kさんのスタイルに合っていたそうです。
音が出せるように立っただけでなく、発音に対しての体系的な理解ができたことで、
✓何が良くて何が違うのかを自分で判断できるようになったこと
✓自分自身で修正する方法が分かったこと
もKさんの財産になったということでした。
「今まで『英語っぽいってこんなことかな?』と何となく真似をしたり、動画などで断片的な情報をあつめては発音練習をした気になっていましたがが、そこはポイントじゃない。
もともと、発音といえばLとRの違いなど細かい部分の練習をすればいいのだと思っていましたが、もっともっと根本的なところで違いがあったのですね。
実際に受講して驚きました。」
とお話くださいました。
もともと高い英語力をお持ちだったKさん、英語の音とリズムへの変換で「うまく車輪がまわるような感覚」を感じていらっしゃるそうです。
早い、辛いと思っていた海外クライアントの話も、聞きやすくなり、自分が話すときも、不必要におびえることがなくなりました。
「ここをしっかり押さえれば伝わる」という点が分かるようになったからです。
英語に関しては、本来の音を使えるようになった安心感でがかなり増し、それがコミュニケーションに良い方向で作用していると教えてくださいました。
以前よりもずっと落ち着いて、仕事そのものに集中をできるようになってきたということです。
🔸 英語講師 Kさん|自信を持って保護者の前でも英語が話せるように
(ご了承を得て掲載しております。)
Kさんは小学生の子供たちに英語を教えています。
常に子供たちの成長を願い、楽しく学べるようにと努力を惜しまない素晴らしい先生です。
そんなKさんの長年のお悩みは自分の発音に自信のないことでした。
Kさんは自分の会話力向上のため、オンラインで英語レッスンを受けていらっしゃっいました。
そこで、フリートークをするとネイティブの先生に何度も聞き返されたり、発音を訂正されることが良くある。聞き返されるのは決して複雑な単語や文ではく、普段レッスンで子供たちに教えているようなシンプルなものでした。
そんな聞き返しや修正の体験をすればするほど、「自分は通じない英語を話しているのではないか、教えているのではないか。」とご自身のレッスンにも不安を感じていらっしゃいました。
オンライン英会話の先生は丁寧に修正をしてくださいますが、レッスンが終わって自分一人になると、それが定着しているようには思えず、いつもモヤモヤしていたとおっしゃいます。
発音教材を買ったり、動画を見て勉強をしようともしましたが
自分の発音がこれで正しいのか判断できず、そのことがストレスになって途中であきらめるのくりかえしでした。
Kさんのお仕事場では、年に何回か、保護者参観の日があります。
発音の不安を抱えていたKさんは、「どうみられるか」が気になり、その日は特に気が重かったそうです。
「こんな時に、『自信をもってもっと堂々とできたらなあ・・』そう思うんです」そうお気持ちを話してくださいました。
コースをスタートされた後、
「自分の英語が通じないのは、センスの問題ではなく、ただ単に英語の音の出し方をを知る機会がなかっただけだったんだ。」
とおっしゃったKさんのいきいきとしたご様子は忘れられません。
ご自身のお悩みの原因とその解決のための道のりが分かったことで、漠然とした不安が消えたKさん。
その後はトレーニングに集中して取り組まれました。
トレーニングをすればするほど
✓正しい音を声に出せること
✓その再現の仕方が分かること
✓その音が自分の持ち物に変わっていく感覚
を感じられることがうれしい。
お忙しい中、トレーニングを継続。課題と練習をとても積極的にこなされました。
たくさん英語の音を聞き、口にだしてきたKさんの中には、実は多くの長所も眠っていて、それを引き出しながらのトレーニングとなりました。
各段階を経て、発音スキルを身につけたKさん。
今では音を出すこと、英語を読むことがとても楽しいと感じられるように変化、
「参加の日も以前よりもずっと安心して、生徒さん、そして保護者の方々の前で英語を読み上げることができるようになりました」と教えてくださいました。
🔸 研究者 Sさん|聞き返される不安が消え、内容を落ち着いて伝えられるように
(ご了承を得て掲載しております。)
研究者のSさんは、大学で講師を務めながら、日々ご自身の研究に打ち込んでいらっしゃいます。
学生時代に1年ほど海外留学の経験もあり、英語でのやりとり自体には慣れていました。
けれど、その一方で、いつもどこか「話しにくさ」を感じていたそうです。
「たとえば日常会話でも、簡単な単語でよく聞き返されることがありました。
研究の話になると緊張感も増して、その傾向がさらに強くなるんです」
「話が伝わっていないのでは」と不安になり、途中で止めたくなることも良くあったといいます。
また、リスニングについても、聞けることは聞けるけど、いつもどこか無理をして英語を背伸びして聞いているような感覚がありました。
「色々なやりにくさは、自分がカタカナをベースに、無理やり英語を組み立てて話しているせいかも、と気づいたんです。
だから、発音を根本から見直そうと決めました」
トレーニングでは、口の動かし方・発声・リズムの取り方を、
一つひとつ丁寧に積み上げていきました。
「カタカナ英語」から「英語本来の音やリズム」へ、少しずつ自分の軸を移していったSさん。
はじめに変化が現れたのはリスニングでした。
「相手の話が聞き取りやすくなりました。
今までも聞けていたつもりでしたが、そこからさらに一段深いところで理解できるようになった感覚があります」
さらに、リーディングについては英語論文を読むスピードが上がったという変化も。
これは、声に出さずに読んでいるときも、脳内の音が英語の音に変わってきたことで、カタカナ読みよりもスムーズに処理できるようになったことが原因と思われます。
音やリズムの取入れが進むなかで、スピーキングにも変化が現れてきました。
「正しく伝えられている、という安心感が出てきました。もし聞き返されても、どこを直せば伝わるかがわかるんです」
「正直にいうと、以前は発音ができるようになると「かっこよく聞こえるかも」「恥かしい思いをしなくても良くなるかも」と、外側からの視点でしか考えていませんでした。
でも実際に、英語のリズムや音をベースに話せるようになってくると、そういった外側からの変化に加えて、英文が口から出しやすくなって驚きました。
英語の発音やリズムは、英語で考えたり話したりするのに便利なように、作られているんだと気が付きました。」
発音トレーニングを続ける中で、Sさんの中にあった
「通じなかったらどうしよう」「また聞き返されるかもしれない」という不安や緊張も、少しずつ解消。
音声面でのコンプレックスが消えたことで、英語で話すことに対して、肩の力をぬいて向き合えるようになってきたそうです。
今では、伝えることに集中できる場面が増え、
研究内容や自分の考えも、落ち着いて丁寧に伝えられるようになったと話してくださいました。