ミドルコース|話せる英語の土台をつくる 3カ月・スピーキング基礎強化コース
― 口で使える英作文トレーニング(サブスク型)―
はじめに
「単語も文法もある程度わかるのに、いざ話そうとすると言葉が出てこない」
それは努力不足でも、才能の問題でもありません。
多くの場合、原因は英語の処理プロセスの中で“ある部分”が整っていないことにあります。
なぜ英語が話せないのか?
英語には、以下の5つの処理プロセスがあります。
- 音声知覚(英語を「音」として受け取る)
- 意味理解(何を言っているかを理解する)
- 概念化(伝えたい内容を頭に浮かべる)
- 英文化(英語として組み立てる)
- 音声化(声に出して発話する)
多くの学習者がつまずくのが、プロセス4「英文化」です。
頭にある日本語を英語の語順で瞬時に組み立てられないために、言葉が止まり、スムーズに話せなくなってしまいます。
プロセス4は、実は2段階に分かれています
英文化(プロセス4)は、さらに次の2ステップに分解できます。
第1段階:瞬間英作文(構文を即座に組み立てる力)
- 英語の語順感覚
- 構文感覚
- 基本の文型処理
ここで行うのが、話すための回路づくり=口で使える英作文トレーニングです。
第2段階:運用フェーズ
- トピックで話す
- 流暢性の向上
- 瞬発力
- 即効性
- 構文の精度向上
- 使いこなす力の強化
多くの学習者は、第1段階が未完成のまま第2段階に進もうとし、そこで大きくつまずきます。
このプログラムの役割
本コースは
✅ プロセス4の【第1段階】に特化
✅ 話すための基礎回路を構築
✅ 語順感覚・構文感覚を身体化
することを目的としています。
この土台がなければ、どれだけ単語を増やしても、どれだけ会話練習をしても、スムーズな発話にはなかなかつながりません。
なぜ「瞬間英作文がうまくいかなかった人」が多いのか
これまで多くの方をサポートしてきて感じるのは、瞬間英作文系教材そのものよりも「取り組み方」が難しいという現実です。
受講生の中にも
「過去に挑戦したけれど続かなかった」
「結局、話せるようになった実感がなかった」
とおっしゃる方が少なくありません。
その理由は、このトレーニングをただ「正しく答える練習」として行ってしまうことにあります。
本来、瞬間英作文はその先にある「自在に文を組み立て、英語を話す未来」を見据えて取り組む必要があります。
つまり
- 英語の語順感覚をどうインストールするか
- 何を優先し、何を後回しにするか
- どのレベルまで落とし込めば十分なのか
こうした視点を常に持ちながら進めなければ、ただの丸暗記になり、運用段階で必ず詰まりが生まれてしまいます。
瞬間英作文系のトレーニングは時間もエネルギーもかかるからこそ、その努力を「話せる力」へつなげる設計と伴走が不可欠です。
このコースでは、一つひとつの練習が確実に「話す回路」に変わっていくよう導きます。
このコースを受ければ「話せるようになる」のか?
正直にお伝えすると、この3カ月だけで完成形になるわけではありません。
しかし、
✅ 話せる回路の土台
✅ 英語思考の基礎
✅ 組み立てスピード
が整うことで、その先の運用フェーズへ進む準備が整います。
つまり「本当に話せる段階へ進むための通行証」となる期間です。
使用教材について(重要)
このミドルコースでは、使用テキストは1冊に統一します。
理由は、
- グループで進行するため進度・負荷を揃える必要がある
- つまずきポイントの共通化によってフィードバックの質が上がる
- 「比較」ではなく「回路定着」に集中できる
- 進行管理とサポートが最適化される
ためです。
一方、ハイエンドコースでは受講生のレベル・課題・反応を見ながら2冊の中から自由に選択していただく方式を採用しています。
ミドルでは「迷わず集中できる設計」にすることが結果的に最短ルートになります。
このコースの進め方について
本コースはグループ形式ですが、進度はそれぞれのペースで取り組んでいただけます。
このプログラムのゴールは「英語で話すための土台となる回路を育てること」であり、スピード競争や達成量の比較を目的とした場ではありません。
回路づくりのために推奨の進め方の目安はご案内しますが、それを強要したり、他の方と比べてプレッシャーを感じる必要はありません。
大切にしているのは
✅ 他人ではなく「昨日の自分」との比較
✅ 焦らず、確実に積み重ねること
✅ 自分のリズムで続けられる安心感
安心して取り組める環境の中でそれぞれに必要なペースで回路の定着を目指していきます。
コースの特徴
◆継続型で、無理なく積み上げられる設計
本コースはサブスク型で、ペースを保ちながら着実に回路を育てていきます。
瞬間英作文ベースの構文自動化に特化し、「考えて作る」状態から「自然に組み立つ」状態へ導きます。
◆主なサポート内容
- グループセッション(質問・シェア・確認の場)
- プラットフォーム(Slack)での学習進捗共有、質問対応
- コーチによる落とし込み度のチェックとアドバイス (個別対応・期間中1回)
ひとりでもできるのでは? 他との違いは? 他との違いは?
確かに教材だけでも取り組むことは可能です。
しかし独学では
- 自己流になりやすい
- 進め方が合っているか分からない
- つまずきの原因が見えない
- 継続が難しい
という課題に直面します。
このコースでは
✅ プロによる適切な修正
✅ 負荷量・順序の最適化
✅ 回路を育てる設計
✅ 継続しやすい環境
によって「やっているつもり」で終わらない練習が可能になります。
結果として、遠回りを防ぎ、コスパの高い学習になります。
ハイエンドコースとの違い
◆ミドルコース
- 話すための基礎回路づくり
- 構文処理力の安定化
- コスパ重視
◆ハイエンドコース
- リスニング力も同時に強化
- 毎日の個別フィードバック
- 完全カスタマイズ
- 短期間での飛躍的成長
✅ 土台づくり → ミドル
✅ スピード成長 → ハイエンド
段階的に進むことで、無理なく確実な伸びが実現します。
こんな方におすすめ
- 英語が口から出てこない
- 英語で何と言うか、考え込まずに話せるようになりたい
- 瞬間的に英文が組み立てられない
- スピーキングに苦手意識がある
- 正しい方法で話す力を積み上げたい
受講後に期待できる変化
- 英語の語順で考え、話す回路が育つ
- 英語をその場で組み立てながら話す土台ができる
- 簡潔で明瞭、わかりやすい英語を話すための基礎が整う
- 途中で何を言っているか分からなくなる混乱が減る
- 話す際の安定感が生まれる
- 英語を口に出すことへの心理的抵抗が小さくなる
受講の流れ
- お申込み
- オリエンテーション
- トレーニング開始
- 継続+フィードバック
- 次のステージへ
メッセージ
話せない理由が「あなたの努力不足」ではなく「処理プロセスの問題」だと知ったとき英語学習は変わります。
この3カ月は、あなたの英語を「知っている英語」から「話せる英語」へ進化させる時間です。
モニター募集について(0期)
今回は本コースをモニター企画(0期)としてご案内します。
コーススタートにあたり、実際の受講者の方々のご様子や進捗を大切に、今後さらに内容を磨いていくことを目的としています。
◆モニター価格
月々 30,000円 × 3カ月
(サブスクリプション方式)
※ 3カ月継続を前提としたプログラムです。
◆ご協力のお願い
モニター価格でのご参加となるため、受講終了後に「ご感想(記入式)」へのご協力をお願いしています。
これから参加を検討される方への参考として大切に活用させていただきます。
◆募集人数
少人数で、ひとりひとりの状況を丁寧に見ながら進めたいため、今回の定員は【5名程度】を予定しています。
◆募集開始について
正式募集スタートは【1月】を予定しています。
もし現時点でご関心をお持ちの方は、事前にお席を確保いたしますのでフォームよりその旨をお知らせください。
講師紹介
スピーキング力養成英語コーチ 日野ゆう子
英会話学校や大学サテライト授業・個人レッスンにて通算15年・主に成人を対象にのべ3000人以上の指導を経験。
自分自身の英会話学習は遠回りの連続で、英会話が苦手なTOEIC講師→英語をスムーズに安心感を持って話せるまでに17年以上もかかってしまいました。
同じお悩みをお持ちの方には私のような回り道をせず、話す力を最速でつけていただきたいと常に思っています。
サポートでは言語習得についての理論や研究、長年の経験をベースに「効率のよさ」に重きをおいています。
異文化に自分らしく適応するためのメソッドGlobal dexterity ®Cirtified コーチ
脳神経科学をベースにした上級言語コーチ(ヨーロッパ拠点)でもあります。
英語が話せないのは、あなたに力がないからではありません。
また私たち日本人の文化や行動パターンを悪くいう必要ももちろんありません。
セミナーやワークを通して、あなたの今ある力を活かして、どう話すスキルに変換していくかを整理する機会にしていただければ幸いです。